今回も、前回に引き続きレジンキャストを使用する時の注意点を書きます。
今回はホルダーについてと、造形村EXキャスト購入時の心構えについてです。
前回同様、取るに足らない内容、と言ってしまえばそれまでですが、最初にちゃんと考えた方が良い事ですのでお付き合いください。
<11講-2 レジンキャストを使う時の注意点2。はコチラから>
6 スポイトホルダーは安定感の有るものを用意する事。
私の場合、造形村EXキャストA液・B液を取り出す際は、それぞれ専用のスポイトを使用して必要量を取るようにしていますが、作業中に、以外とワサワサするのがスポイト類の置場です。
「ティッシュぺーパーの上に乗せとけばいいんじゃないの?」とか「紙コップに立て入れとけば良いじゃん!」ではダメです。
甘く考えていると、時に大惨事の呼水になる破壊力、短時間勝負の作業において、事故の予防と効率Upの為に、前もってきちんと考えておくべきです。
畳んだテッシュペーパーの上に置こうと思うのは論外です。
お手軽ですし最初は誰もがやりがちな事ですが、これだとティッシュが軽すぎ&柔らか過ぎて移動する時に安定しないのと、平面的に置くことになるので以外に場所を取ります。
作業開始直前、スポイト置き場は作業場における1等地に陣取っている事が多いので、次の作業に移る時邪魔になり、パッと移動させたくなるのですが、軽すぎて安定感が無いテッシュは、これが意外に動かしづらいです。
A液B液を含んだスポイトはちょっとした拍子で弾け動きます。B液を入れた後にA液を入れ「やべ、!A液入れすぎちゃった、、」なんて事はよくあることですが、それでまたB液を入れようとB液用スポイトを取ろうとすると、スポイトの先が微妙に湿っているので、ティッシュはB液用のスポイトにくっついて動ごきます。
すると、、置いたばかりのA液用スポイトが転がって、、、
スポイトが転がった後に、点、点、点と、連なる滴。
余計な手間が増えます。
紙コップは?
紙コップもダメ。
自重が軽く、スポイトを差すと重心が高くなって、ちょっとした衝撃で転げます。
移動させようとして手を伸ばすと、慌てている状況下では、指先にあたって、
“、、、コロン。。。”。
しかも、転がるに際しスポイトは、ティッシュの時より派手に弾け転げることが多いです!
ではどんなものを使うべきか
まあ、あまり難しく考えることもないのですが、私の使っているお手本(?)は、後で写真をお見せします。
重要なのは表記
ホルダー選びに並んで重要で、まず確実に実施すべき点は、「表記」。
必ずA液用B液用それぞれのホルダーを用意して、確実にわかるように「A」「B」と書いて下さい。
そして、スポイトにも必ず油性ペンで「A用」「B用」とそれぞれ書いて、その上からセロハンテープの切れ端を貼ってガードして下さい。
スポイトは上手く丁寧に使えば、A液用はかなり長期間、B液用でも10回以上は使えます。
ただB液用の場合は、使い終わった後、中身を丁寧に吸い出しておかないと、最悪1回で使えなくなります。
その為にも先端を下に出来るA液用B液用それぞれ専用のホルダーを用意すると共に、いつ何度でも分かるよう、「A」「B」とはっきり明記する事が大事です。
「A液用のスポイトをB液の缶に間違えて突っ込んでしまった。。。」なんてことは、あまりに恐ろしく、まだやった事はないですが、「このスポイトは、A液用だったか、B液用だったか?」と分からなくなったことは有ります。この時はA液用B液用両方のスポイトを、涙を呑んで捨てました。
コレがごちゃ混ぜになると、レジンキャスト1セット使用不可になる危険を孕んでいますので、確実に表記しておくのが無難です。
私の使っているホルダー
私の使っているスポイトホルダーは、安定感は申し分なく、場所も取らず、とても動かしやすく、しかも、これだけ熱く書いておいてナンですが、わざわざAとかBとか書く必要の無い、真にホルダーになる為にこの世に贈られて来たかの様な、逸品です^_^。!
チョコラBBとアリナミンAの空瓶にテッシュを詰めて、2つをテープで纏めて使っております。
AとかBとか、わざわざ書かなくても、圧倒的にわかりやすいそのビジュアル。。。
お気に入りです(*^^*)
ディスペ君を逆さまにして保持できるホルダー
当然ディスぺ君のホルダーも紙コップの様な軽い物はダメです。自重で持ってかれます。
ジャムの瓶なんかが、丁度良いです。
7 買うキャストの量を考えましょう。
Exキャストは鮮度が大事です。
キャストは湿気に弱く、購入から時間が経つと、気泡が出来やすくなります。(特に透明キャストは、透明と言える代物では無くなります。) 。
どれ位の期間で使い切るのが最善かは、使用頻度や保管状況にもよるのでわかりませんが、私の感覚では1年(多分メーカーサイドから長すぎると言われるでしょうが、、、)位かなと思っています。
造形村EXキャストのラインアップ
造形村のEXキャストは透明と白色、200gから5kgまで、色々なサイズが揃っていて、目的によって購入量を調整出来るとても良心的なラインナップです。
私のつまみん棒を例にとると、1回に使うキャストの量は、部品や経路やバリ、ディスペ君に付着する分も含めてA液3.5g、 B液3.5gの合計7g。
最小ロットの200gを購入したとすれば、単純計算で28本。週休1日の休みしかない、しがないサラリーマンである私では、2週に1本作れるかどうかの時間しか取れず、とすると1年強で使い切る計算で、丁度いい。
「よし!200gのEXキャストを買いに行こう!」
となります。
で、、、さて、ここからが、人間力を試される刻となります。
造形村EXキャストのラインナップは、200g.500g.1kg.2kg.5kg。
「シーンに合わせて、必要な量をお買い求め下さい。。。」というボークスさんの想いやりと愛が、伝わってくるようです。
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*リンクは180秒夏用のホワイトです。店舗では全サイズ揃っていると思うのですが、今確認(2018年8月13日現在)した所ボークスネットショップ【楽天市場店】では売り切れのサイズもあるようです。書き入れ時だと思うのですが、、、 |
が、、、売り場に着き、商品と相対すると、にわか心に小々波が立ち始めます。
改めて、商品ラインナップと価格・1kg当たりの単価を列記します。(2018年8月、税8%込 送料別
ボークスホビー天国ウェブより)
2kgと5kgの単価の差は良いとして、200gと1kgでは単価約半分!
200gと2kgでは37%になってます。
そして現場に行って心波立つのは、そのビジュアル差。
200gと1Kgではお値段は2.5倍ですが大きさは5倍!。
200gと2kgではお値段3.7倍で大きさは10倍!!
他の大容量EXキャストと比べて、200gセットの缶の小さく見えること見える事、、、
もうこの辺から、圧倒的なビジュアル差と値札とのギャップに、平常心を保つのが、難しくなってきます。
「お得が大チュキ♡」な私にとって、200gを買うと、損してしまうのではないか、と言うこの感覚、、
そして、2kg缶に目をやるに至って、、あぁ、、、もぅ、、、、
「もしかして、1週間で1コ、作れるんじゃないの?」
「イヤイヤ、1週間で2コ位、行けちゃうって!」
頭の中で、悪魔と悪魔が会話会話しています。
そして意を決し、徐(おもむろ)に伸ばしたMy左手の、その指の先にあるのは!!!?
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家に帰って冷静に考えれば、つまみん棒は年間100本使いません。
ボークスさんの、想いやりと愛を見せた後でのあの超累進割引設定!
恐るべしと判断し、キャストを使う時の注意事項に入れさせて頂きます。
大きい物を作るの出れば、当然大容量のEXキャストを買う方がお得ですが、、、
EXキャストを購入する際は、自分の作る物の体積、製作の頻度を考えて、半年~1年で使いきれる量をまず分析してみてください。
そして、心を強く持って、購入に挑んで下さい。
お得大チュキ♡
神の谷の割り下
、、、、アリナミンAとチョコラBBって、、、、、
改めて見ると、ちょっと切ない、、、けど、効きます!(^^)!
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結構効きます! | 消耗品ですから、いっぱい買った方がお得です。 | 写真で使っているのはこのサイズです! | もう少しお得な大きいサイズ。 3日に1回はお世話になってます。 |